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牛乳の需要促進:相手に合わせた方法

JOURNAL 2025.03.27

 Jミルクは、牛乳にまつわるオリジナル漫画だけを集めた“SNS漫画雑誌”を発行(ウェブサイトに掲載)しています。“雑誌名”は『週刊土日ミルク』といいまして、その第2号を、この3月の毎週末に発行しています。

 SNSで人気の漫画家7名による、牛乳にまつわる漫画を、毎週末(土曜日・日曜日)に1名ずつ、リレー形式で投稿しています。題材は牛乳だけでなく、乳製品や酪農をテーマにした漫画もあり、バラエティー豊かな内容になっています。

 消費者に、各家庭での牛乳や乳製品の飲用・利用の大切さを知ってもらい、とくに学校給食のない春休みにも、それを習慣にしてもらうために、継続的な情報発信が必要と考え、この企画を実施しています。

 具体的にどんな漫画なのかは、下記のサイトでご覧いただけますので、ぜひ見てみてください。

https://donichi-milk.jp/contents/weekly/2025

 酪農乳業の団体で、漫画を扱っているところはあまりないのではないかと思われますが、家庭での牛乳乳製品の飲用・利用促進をアピールするのに、なぜ漫画に目を付けたのか。それは、子どもの保護者がSNSを利用することが多く、SNS漫画が保護者層に向けた強力な発信ツールになるからです。

 『週刊土日ミルク』から離れますが、GDP(グローバル・デーリー・プラットフォーム)という、Jミルクも加盟する国際組織があります。このGDPは、今年の6月1日の「世界牛乳の日」に関するサイトを早くも立ち上げているのですが、ここで「違いを生み出すキャンペーンを展開しよう」と題して紹介している手法・媒体の一番目として「ソーシャルメディア」をあげています(次いで「ライブイベント」「パートナーシップ」「有料広告」)。日本でも、牛乳の日・牛乳月間に関する情報発信は、すでに何年も前からSNSが主体になっています。

 やや理屈っぽい話になりましたが、話を『週刊土日ミルク』に戻しまして、どの漫画も、酪農家の皆さんにとっても、思わず「クスリ」としたり、共感したり、いろいろな味わいのある作品ばかりと自負しています。ぜひ、ご覧になってください。

PROFILE/ 筆者プロフィール

一般社団法人Jミルク

一般社団法人Jミルク

酪農・乳業に加え、牛乳販売店の団体など、計23の正会員、95の一般・特定賛助会員(個人を含む、2024年4月現在)でつくる業界団体です。おもに、生乳・牛乳乳製品の需給や生産流通の安定、牛乳乳製品の栄養や健康に関する啓発、学校給食などを通じた牛乳の飲用習慣の定着、国際機関との連携や情報交換、およびそれらの理解促進や広報などを行なっています。最近は、酪農乳業の歴史に関する資料の収集や調査なども行なっています。事務所は東京・お茶の水にあります。

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