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腸から家畜の健康維持をサポート

PICK UP 2025.02.03

 牛の健康と生産性を向上させる生菌剤「カルスポリン」。腸内細菌叢を最適化することで、増体促進や飼料効率の改善を可能にします。1987年の発売開始以来、世界中で選ばれ続けているその秘密をご紹介します。

「カルスポリン」とは

 「カルスポリン」は独自の枯草菌(バチルスサブチルスC-3102株)を主成分とする生菌剤(飼料添加物)です。適量毎日給与することで、腸内に常在する有用菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)を増やし、腸内細菌叢が最適化することで、以下のような効果が期待できます。

  • 増体の促進
  • 飼料効率の改善

これらを通じて、乳牛の生産性向上をサポートします。

世界的な販売実績

 「カルスポリン」は1987年に販売を開始し、1995年には日本国内で牛用の飼料添加物として認可されました。その後、欧州食品安全機関(EFSA)でEU認可を取得し、現在では60カ国以上で許認可を取得、36カ国以上で販売されています。「カルピス」の微生物研究から生まれた独自の製品として、酪農家に愛用されています。

牛への展開の背景

 当初、鶏・豚での利用が大半を占めていた「カルスポリン」ですが、2010年から牛での利用に向けた検討を本格化しました。乳牛の主な疾病(アシドーシス、乳房炎、下痢、蹄病など)の課題を明らかにし、生菌剤でどの疾病に効果があるかを獣医師、大学などと検証し、仮説のメカニズムを考えました。そのなかで「乳房炎予防への効果が得られるかもしれない」という仮説にたどり着きました。

ルーメンを通過するメカニズムの解明

 鶏や豚では腸内の有用菌増加が顕著に現れますが、牛の場合はルーメンの存在が課題でした。研究の結果、「カルスポリン」がルーメンを通過し、生きたまま腸管に届くことが判明。この知見をもとに、ルーメンと腸管と血液を介しての免疫系の三つのデータを2011年から取得するようにしました。

乳房炎予防の試験概要

分娩前1カ月から分娩後3カ月の乳房炎多発時期を対象に試験を実施。給与により以下の効果が確認されています。

  • 乳房炎発症回数の減少
  • 投薬日数や出荷停止日数の短縮

これらの効果は、腸内細菌叢を整え、免疫系を活性化する「カルスポリン」の特性に基づいています。薬ではないため即効性はありませんが、継続的に給与することで、乳牛に最もストレスがかかる時期を健康的に乗り越えるサポートが可能です。

全期間・毎日給与がポイント

 「カルスポリン」は腸内に定着する製品ではないため、毎日継続して給与することが重要です。毎日給与することで腸内細菌叢が最適化され、それによって乳牛の健康に寄与するので、ご使用に当たっては全期間、毎日給与することがポイントになります。

また、飼養頭数や給飼方法など酪農家さんの作業体系に合わせた柔軟な給与方法を提案しています。

  • 推奨給与:1日2回
  • 作業体系によっては1回での給与も可能

 理想は年間を通じての給与ですがコスト面もあるので、とくに牛に負荷のかかる分娩前後や暑熱期など、牛に負荷のかかる時期に合わせた給与もおすすめです。

製品ラインナップはこちら
https://www.asahibiocycle.com/ja/feed/calsporin

「カルスポリン」についてはこちらから
https://www.asahibiocycle.com/ja/feed/calsporin/special.html

お問い合わせはこちらから

国内アニマルニュートリション事業部
ホームページ:https://www.asahibiocycle.com

乳牛の健康と生産性向上を目指すすべての酪農家さんに。「カルスポリン」で新しい可能性を発見してください!

PROFILE/ 企業プロフィール

アサヒバイオサイクル株式会社

アサヒバイオサイクル株式会社

アサヒバイオサイクル社は、アニマルニュートリション(飼料添加物等)、農業・緑化分野におけるバイオスティミュラント(肥料原料)、微生物利用の製品・サービスの提供を行なっています。
「ヒトの健康」「動物の健康」「環境の健全性」の三つの衛生(健康・健全性)の達成 に統合的に取り組むことを目指す"One Health"への対応ニーズが高まっているなか、安全・安心な食の川上領域への貢献から、持続可能な豊かな社会環境の実現を目指しています。

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