生乳の出荷や乳牛の健康と密接にかかわる体細胞。このテーマに『Dairy Japan』でおなじみの広島大学・杉野利久教授と鈴木直樹助教がわかりやすく解説します。
↓こちらから動画を視聴できます!
体細胞って何?
酪農家が日頃からよく目にする指標の一つが体細胞数。生乳出荷の基準の一つであり、また乳房炎の指標としても用いられる体細胞と体細胞数について、皆さんはどれだけ知っていますか?
日々、乳房炎研究を続ける鈴木先生が、体細胞や体細胞数の意味をわかりやすく解説します。
体細胞数が高くなるのはどうして?
乳房炎に罹患すると体細胞数が高くなることは、周知の事実です。では、どうして体細胞数が高くなるのでしょうか? そのとき、乳牛の体内ではどのような反応が起こっているのでしょうか?
乳房炎に罹患すると好中球などが局所に集まり、細菌などと戦います。その結果として体細胞数が高くなります。このとき体内で起こる反応について、鈴木先生が詳しく解説してくれました。
そして、最新の知見としてDSCC(体細胞種別判定)の考え方にも言及します。
ぜひ動画で詳しく学んでください。