ミニ酪農講座

杉野の部屋vol.2体細胞

JOURNAL 2024.05.31

 生乳の出荷や乳牛の健康と密接にかかわる体細胞。このテーマに『Dairy Japan』でおなじみの広島大学・杉野利久教授と鈴木直樹助教がわかりやすく解説します。

こちらから動画を視聴できます!

体細胞って何?

 酪農家が日頃からよく目にする指標の一つが体細胞数。生乳出荷の基準の一つであり、また乳房炎の指標としても用いられる体細胞と体細胞数について、皆さんはどれだけ知っていますか?
 日々、乳房炎研究を続ける鈴木先生が、体細胞や体細胞数の意味をわかりやすく解説します。

体細胞数が高くなるのはどうして?

 乳房炎に罹患すると体細胞数が高くなることは、周知の事実です。では、どうして体細胞数が高くなるのでしょうか? そのとき、乳牛の体内ではどのような反応が起こっているのでしょうか?
 乳房炎に罹患すると好中球などが局所に集まり、細菌などと戦います。その結果として体細胞数が高くなります。このとき体内で起こる反応について、鈴木先生が詳しく解説してくれました。
 そして、最新の知見としてDSCC(体細胞種別判定)の考え方にも言及します。
 ぜひ動画で詳しく学んでください。

PROFILE/ 筆者プロフィール

Dairy Japan編集部・都内在住。
取材ではいつも「へぇ!」と驚かされることばかり。
業界に入って二十数年。普遍的技術、最新の技術、知恵と工夫、さまざまな側面があるから酪農は楽しい!

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