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搾乳ロボットの新たな使い方「バッチミルキング」の実際
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24時間搾乳のボランタリーミルキングとバッチミルキングの違い
搾乳作業は牛の意思とVMSにより完結するという基本的なコンセプトは同様にもかかわらず、なぜその呼び名は異なるのでしょうか? それは、搾乳ロボットの「使い方のコンセプト」が異なるからです。
ボランタリーミルキングとは?
24時間365日、牛舎の一角に配置された搾乳ロボットが搾乳作業を行います。牛たちの自らの意思によって早朝や深夜など時間帯に関係なく、搾乳ロボットは稼働を続けます。
バッチミルキングとは?
一カ所に複数台配置された搾乳ロボットを使い、パーラーのように定時で搾乳を行い作業が完結します。もちろん搾乳作業はロボットが行なうので多くの作業者を必要とせず、3回/日の搾乳タイミングは人間が管理します。
以下のようなご希望や課題がある方は、バッチミルキングを多様な選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
TMR給飼を維持したいんだけど……
現行のTMRを維持することも、ロボット内の濃厚飼料を使ってトップドレス給与も選択が可能です。
24時間稼働時のトラブル発生による停止のストレスを減らしたいな……
人員確保がとても難しくなってきた
早朝・深夜のトラブル発生のリスクを回避、最少人数での管理で安定した搾乳環境を維持します。
牛を一気に出し、牛床環境を整えたい
これまでと同様にパーラーと同じ作業体系を維持したい
既存の牛舎を活かして自動搾乳へ移行したい
バッチミルキングでは、搾乳ロボット集約配置のための「搾乳棟のみの新規導入」で、これまでの作業形態や既存牛舎の増改築などは必要ありません。
具体的な牛の動線と作業
ここからは、牛の具体的な動線と作業についてご紹介します。
1.通常のパーラー同様に、各グループ単位で作業者が搾乳棟へ牛を移動させます。
この時、床清掃や誘導作業が終了した作業者は、牛のいない環境でベットメーキングを行えます。
2.待機エリアはパーラーより大きく、一頭当たり2.5m2から2.7m2のスペースを確保します。これにより、牛たちは各搾乳ロボットへ向かうことが可能です。
ロボット内で給与されるわずか200~300gの呼びエサが、牛たちの自らの意思によるロボット入室へのモチベーションを向上させます。
3.牛と搾乳ロボットによる搾乳作業が進み、待機エリア内の個体数が減ってきたら、次のグループを誘導します。
搾乳が終了した牛たちは、帰経路に設置された自動選別ゲートにより各グループに分別、仕分けされます。
4.牛舎帰経路手前に自動選別ゲートと分離エリアなどを設けることで、疾病牛の分別や搾乳が失敗した場合の搾乳終了後の仕分けによる、適切な対応が可能です。
■海外での参考牛舎レイアウト
海外の事例では、「セミサークル型」、「並列型」、「ダブルロー型」、「U字型」など、複数のレイアウトでの実績があります。牛舎レイアウトは、導入する搾乳ロボットの台数や必要な面積などによって推奨されるタイプが異なります。面積が限られる日本においては、「並列型」が現実的な選択肢となり得ます。

スウェーデンのとある牧場の導入事例
■搾乳牛:450頭
●旧パーラーでの実績:
・2×7タンデムパーラー使用
・平均乳量:35kg/頭
・搾乳回数2回/日
●バッチミルキング導入後の実績
・VMS12台
・搾乳回数3回/日
・平均乳量:40㎏/日/頭
参考牛舎レイアウト

バッチミルキングの搾乳棟に入った際の牛の様子をタイプラプス映像でご覧いただけます。
多くの課題がある中で、ご自身の構想や現状などに最も適した搾乳システムを選択することが重要です。バッチミルングという手法の存在も、参考情報として持っておくのはいかがでしょうか。