農場にソーカーシステムを導入しました。以前、本サイトの別記事の中でも紹介されていたシステムですが、昨年の酷暑を経験し、本格的な暑熱対策の必要性を感じて導入に踏み切りました(ソーカーシステムについての紹介記事はこちら)。
自動制御によるソーカーシステム
導入したのは今年なので、効果についてはこれからに期待です。オペレーションは以下のとおりです。
牛舎内温度が
28℃になったら30分間隔で稼働。稼働時間は1分間。
32℃になったら20分間隔で稼働。稼働時間は1分間。
28から32℃の間は機械が「考えて」調整するそうです。米国のシステムで、オリオンさんに施工していただきました。
酷暑による乳量減少と気候変化
昨年の酷暑では、うちでは平均乳量が一気に20%以上ダウンし、その後の繁殖にも大きく影響が出ました。私が就農した2000年には北海道の牛舎において「扇風機」もまだまだレアなケースでしたが、あれから24年……北海道も暑くなりました。東京から移住した当時、私にとっては涼しい夏でしたが、地元の方々が「暑い暑い」と言っていたのを思い出しました。当時の牛舎に扇風機はなく、それでも普通に過ごしていた記憶があります。
しかし年々「暑熱対策」が話題に上るようになり、2008年に個人の繋ぎ牛舎を建設した際には当たり前のように扇風機を設置していました。2015年の弊社立ち上げ時には120台の扇風機が稼働。
本州の夏場の生乳生産量は激減し、取るべき施策は「暑熱対策」が最優先であると言う声も聞こえています。これは畜産に限った話だけでなく、北海道米は美味しくなり、本州でリンゴが採れなくなる……という変化も起こっています。
デントコーンは道東でも生産されるようになり、石狩管内の弊社のデントコーンは115日から118日へ。今年は120日という品種を試験栽培。明らかに「積算温度」が増えていると感じます。
今後の環境変化には要注意です。しっかりと後追いして効果検証していきます!
