
こんにちは! 今回は、私が農場で実践しているちょっとしたアイデア集をご紹介します。
繋ぎ牛舎のウォーターカップの解凍
凍結を溶かす作業は、皆さんはどのように行なっていますか?オススメの解凍方法として、バッテリー補充液の容器があります。これにお湯を入れて解かします。1Lと持ち運びしやすく、少なすぎない量です。出口が小さく、押す強さで、出る量も調整できます。ピンポイントに凍結部分を狙ってお湯をかけて凍結を解かすことができます。

ディッピング
劣化する前に変えるのが、経費がかかるように思えますが、1番の節約になります。柔かくなりすぎると、液を無駄に捨てていたりこぼれやすくもなります。洗うときに熱湯を避けると長持ちさせることができます。

スプレー缶の保管
スプレー缶を保管するのに、保温材に入れています。寒いときにも、スプレー缶が冷え過ぎず、最後まで霧状で使うことができます。ガスが先になくなる事態などを予防できます。

フォーク、スコップ、プッシャーの長さ調整
自分の身長に合わせた長さにしています。身体への負担が軽減されます。

子供に合わせたプッシャーも用意しています。
子供用を買うより、親と同じ物で、自分のための物のほうが子供も喜んで使ってくれています。

哺乳ボトル入れ
ハッチに取り外しができるようにしています。洗うことができるので、衛生的です。

施設のLED化 照明機器の増加
私は、施設の明るさを最も重要視しています。酪農家は、動物である牛で、食品である牛乳を生産しています。
そのなかで、施設の明るさこそが、衛生管理・飼養管理をするうえで最も重要なことだと感じています。
すべてが目視できる環境を作らないと良い管理はできません。
とくに、新規就農者や乳質改善が必要な酪農家に関わる関係各所の担当者には、まずは施設を明るくすることを、補助をしてでも真っ先に取り組んだほうが良いと思います。
管理形態に関係なく、施設を明るくすることはすべての酪農家さんが平等に行なえることだと思います。
効率が良い管理をするには、まずは暗いと感じることがないくらいに、明るくすることだと思います。

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