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全ての経営者が直面する問題「人材マネジメント」に現場の経験値を共有Part.2/3

JOURNAL 2026.06.10

前田 真之介

前田 真之介Shinnosuke Maeda

『Dairy Japan』では、連載企画「最高の牧場を作る最強チームの作り方」と連動した企画を推進中。6月29日に、著者である朝霧メイプルファームの丸山純さんと共に、オンライン座談会・ウェビナーを開催します。

6月29日にオンライン座談会・ウェビナーを公開します(一般有料公開)。Dairy Japanの読者の方は無料で視聴できます。
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 今回は、その予備知識を蓄えるための記事の深掘り企画で、丸山純さんに記事について深掘りインタビューをしてみました!
 単なる人材管理に留まらない、従業員が育ち、辞めず、楽しく働き、牧場全体として力を発揮するために、経営者やリーダーは何を考えるべきかについて、どう牧場が実践し続けてきたことを公開する内容です。

牧場のマニュアルは従業員を守り、育てるもの

「マニュアル」と聞くと、どこか窮屈なものを想像する人もいるかもしれません。「人を型にはめるものでは?」といった見方もあります。あるいは、作っても結局読まれないもの。そんなイメージを持たれやすいのがマニュアルです。

しかし、朝霧メイプルファームで用いているマニュアルは、少し違います。今回の深掘り調査で見えてきたのは、マニュアルを「人を縛るためのルール」ではなく、新人の不安を取り除き、牧場としての基準を共有し、チームで人を育てるための土台として捉える考え方でした。

「教える人によって言うことが違う」「新人が何をすればよいか分からず、現場で固まってしまう」「“牛をよく見て”という指示は、結局何をすれば良いのか?」。こうした課題に心当たりがある牧場にとって、今回の動画は、マニュアルの見方を変えるきっかけになるはずです。

新人の「何をすればいいか分からない」を減らす

新卒から同牧場で勤務する長谷川育江さんにも現場事例を交えてお話を伺いました。

新人として牧場に入ったときに誰もが感じるのが、「周りのスタッフは忙しく動いている。しかし、自分は何から手を付ければよいのか分からない」という状態。これは本人にとって大きな不安になります。

このときマニュアルがあることで、まず何から手をつけるべきか、その作業をどの順番で、どの基準で行なえばよいのかが見えることで、新人は現場に立つ不安を少しずつ減らすことができます。

これは、人材育成に悩む牧場にとって重要な視点です。マニュアルは、スタッフを管理するためだけの道具ではありません。むしろ、最初の一歩を踏み出すための安心材料になり得ます。

その作業は、何のために行なっている?

マニュアル作成の必須項目として「その作業はなんのために行なっていて、なぜそうするのが良いのか」と言う背景と目的を明確に理解してもらうことを丸山さんはあげています。

一見して単純作業に見える仕事でも、手を抜いたことで牛にどのような良くないことが起こるのか? きちんと実施したらどんな成果につながるのか? といった、その先の結果が見えるようなマニュアル作りが重要といいます。

職人技を目指すマニュアルではない

ありがちな誤解として、牧場主が実現する職人技レベルのマニュアルを作ることは、スタッフへの浸透という意味では効果が薄いということが紹介されました。重要なのは「最低限これだけはハズせない作業のポイント」という視点です。この基準でさまざまな作業や業務にマニュアルを作成していくことで、徐々にステップアップしていける仕組みが出来上がります。

他にも、現場で活かせる事例を多数紹介しています。ぜひご覧ください!

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PROFILE/ 筆者プロフィール

前田 真之介

前田 真之介Shinnosuke Maeda

Dairy Japan編集部・北海道駐在。北海道内の魅力的な人・場所・牛・取り組みを求めて取材し、皆さんが前向きになれる情報共有をするべく活動しています。
取材の道中に美味しいアイスと絶景を探すのが好きです。
趣味はものづくりと外遊び。


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