
皆さん、はじめまして! 帯広市で酪農経営をしている十勝CW(セントウェル)牧場の中井壱と申します。今回、ありがたいことに、らくコネで情報発信する機会をいただきました。
僕自身が日々の仕事で気をつけていることや、悩んでいることなどを、奮闘記として発信していければと思っています。まだまだ未熟者のペーペーですが、ここで読んでくださった生産者の方々や業界の皆さんにアドバイスなどいただけると嬉しいです!
私は帯広市の酪農家です
僕は酪農家の長男として帯広市で生まれ育ちました。子どもの頃は、父の仕事の大変さを目の当たりにして、「無理に継がなくてもいい」と言われていたこともあり、漠然と酪農以外の道に進むのかなと思っていました。
そんななか、父に癌が見つかり、2年半の闘病の末に亡くなってしまいました。牧場としても家族としても大黒柱を失い、「離農するか、僕が継ぐか」という大きな決断を迫られました。当時はまだ中学生でした。
当然、中学生だった僕に、すぐに答えを出すことはできず、高校は一次産業以外の道も選べるよう普通科に進学しました。しかし、最終的には、ここまで牧場を支え続けてくれた父や母の想いを絶やしたくないと思い、帯広畜産大学を卒業後、就農しました。

過去に、Dairy Japan 2023年5月号「NEO酪農家」で、うちの牧場を取材していただいた記事がありますので、持っている方は見ていただけると嬉しいです。
人にも牛にも優しい牧場を目指して
現在は、「人にも牛にも優しい酪農」をモットーに経営しています。母(社長)と僕の2名を軸に、帯広畜産大学の多くの学生にもアルバイトとして関わってもらい、日々サポートしてもらっています。

経営規模
•経産牛:190頭
•育成牛(哺育~未経産):160頭(一部預託)
•牛舎:コンポストバーン+搾乳ロボット2台/フリーストール+アブレストパーラー
•作付面積:デントコーン11ha(耕畜連携の一環で委託栽培18ha)/草地(オーチャード混播)11ha
この機会に、僕が現時点で考えている牧場経営で重要視していることを振り返ってみました。

これから、酪農のリアルな日常や悩み、工夫していることなどを発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
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