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未来の酪農を体感する旅:デラバルバッチミルキングツアー2025

PICK UP 2026.03.27

【未来の酪農を体感する旅 ― 「DeLaval Batch Milking Tour 2025(デラバルバッチミルキングツアー2025)」欧州視察レポート】

2025年11月、デラバルではアジア太平洋地域のお客様を対象に、デンマークおよびスウェーデンのバッチミルキング導入牧場事例を巡る「Batch Milking Tour 2025(バッチミルキングツアー2025)」を開催しました。日本、オーストラリア、タイ、ニュージーランドなど各国から酪農家・販売店・技術や営業担当者が参加し、ロボット搾乳の未来を“現場で見て・聞いて・体験する”5日間となりました。

1. バッチミルキングとは?:”欧州が牽引する新潮流”

これまでの記事でもご紹介したように「バッチミルキング」は、牛をグループごとにロボットで搾乳する方式で、
**「従来のパーラー搾乳」×「ロボット搾乳の自動化」**を組み合わせた新たなコンセプトです。

デンマークはこの分野の先進国で、同国の酪農は「大規模化・高い生産性・自動搾乳の普及」が特徴として紹介されました。
世界では2025年時点で22牧場・277台のVMSによるバッチミルキング導入牧場が稼働し、26年末までには約500台に増加すると見込まれるなど、急速に導入が広がっています。

2. デンマークでの牧場視察:“なぜ彼らはバッチミルキングを選んだのか?”

◆大規模VMS牧場を訪問(デンマーク)

ツアー初日はデンマークの2つの先進牧場を訪問し、デンマークの酪農家が「なぜロボット搾乳へ切り替えたのか」「牛群管理や労働力不足をどう解決したか」というリアルな声を直接聞く機会となりました。
例えば訪問先の一つでは、

  • V300×15を導入し、1000頭規模で運用
  • 年間乳量 11,700kg/頭
  • パーラーからの移行理由は「労働力不足」と「将来的な規模拡大」

などの現場データが共有されました。

◆技術セミナーと牧場視察

ツアー2日目は、デラバルでバッチミルキングを始めとする搾乳ロボットVMS™の担当者によるセミナーからスタートし、参加者はバッチミルキングでの設定や運用のポイントを深く理解。
午後はさらに2牧場を視察し、参加者からの質問が途切れないほど活発な議論が行われました。

3. スウェーデンでの視察:デラバル発祥の地で“未来の酪農”を見る

デンマークでの視察を終えたツアー一行はスウェーデンへ北上し、デラバル本社工場とハムラファームを訪問。ハムラファームは2025年秋に設備が刷新され、最新の自動化設備とデータ活用を組み合わせた、**「未来型の完全自動化」**の姿を体感しました。
参加者の皆様からは、
「自分の牧場へ導入した際の運用イメージがはっきりした」
「自動化による“酪農家の働き方改革”が現実味を帯びた」
といった声が寄せられました。

4. 参加者からの総括:“意思決定が格段にしやすくなった”

ツアー中の共有時にも、
「このツアーによって設備投資の判断がしやすくなった
「他国の成功事例を直接見たことで、導入後の姿が鮮明になった

という感想が複数寄せられています。また、帰国後に共有された参加者アンケートでは、

  • 満足度:非常に高い
  • 最も価値があった点:現場で農家の話が聞けたこと
  • 導入意欲:大幅に向上した

という結果となりました。

5. まとめ:世界の最前線を見たことで、“日本の酪農の未来像”が明確に

今回の「Batch Milking Tour 2025」(バッチミルキングツアー2025)は、**「自動化×大規模化×効率化」**をキーワードに進化を続ける欧州酪農の現場を直接体感し、日本の酪農がこれから進むべき方向を多様な国々の参加者と共に考える、貴重な機会となりました。

デラバルは、今後も国内外のネットワークを活かし、最新の搾乳技術や飼養管理ノウハウを日本の酪農現場へ届ける活動を続けてまいります。

PROFILE/ 企業プロフィール

デラバル株式会社

デラバル株式会社

創立から140年を超えた歴史ある酪農関連機器メーカーです。スウェーデンに本社を構え、持続可能な酪農業と食料生産への貢献を目指し、搾乳ロボットVMS™V300をはじめとする環境負荷への影響に配慮した製品開発と提案、アフターサービスを提供しています。

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